名演奏のクラシックBGM

金平糖の精の踊り

The Nutcracker Suite, Op.71a – Danse de la Fée-Dragée (Dance of the Sugar Plum Fairy) / ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

1:57 / MP3 112kbps / 1.6MB

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BGM:チャイコフスキー「金平糖の精の踊り」/演奏:ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1952年録音)

録音と音のデータ

0:001:57
音量の変化(点線がいちばん盛り上がる所)
演奏ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団
録音1952年7月31日・12月1日録音
音質モノラル/MP3 112kbps
いちばん盛り上がる所1:07 あたり
動画用の切り出し(盛り上がり重視)15秒:1:01〜1:16 / 30秒:0:41〜1:11 / 60秒:0:19〜1:19
声を重ねやすい静かな30秒0:02〜0:32
冒頭・末尾の無音冒頭 2秒 / 末尾 3秒
音量の波(大小の差)10.2dB(大きいほど、静かな所と盛り上がる所の差が大きい)

演奏者・録音年は音源ファイルに記録された情報です。音のデータは、この音源を実際に測った値です(測り方)。

バレエ《くるみ割り人形》組曲 作品71a より「金平糖の精の踊り」は、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーのバレエ音楽《くるみ割り人形》の中の1曲です。チェレスタという鍵盤楽器が、小さな鈴を転がすような、きらきらとした不思議な旋律を奏でます。ここでは、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団が1952年に録音した演奏(1分57秒)を無料でダウンロードできます。

楽曲情報

バレエ《くるみ割り人形》組曲 作品71a より「金平糖の精の踊り」(The Nutcracker Suite, Op.71a – Dance of the Sugar Plum Fairy)

項目内容
作曲者ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky)
初演組曲:1892年3月19日、サンクトペテルブルク(作曲者の指揮)/バレエ:1892年12月18日、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場
原題The Nutcracker Suite, Op.71a – Danse de la Fée-Dragée
収録作品組曲 作品71a(全8曲の3曲目。もとはバレエの第2幕、パ・ド・ドゥの中の踊り)
編成オーケストラ(チェレスタが主役)
調・速さホ短調、アンダンテ・マ・ノン・トロッポ(ゆっくりと、しかし遅すぎずに)
この録音の長さ1分57秒
雰囲気不思議・可愛らしい・きらきら

《くるみ割り人形》は、クリスマス・イブの夜、少女クララ(演出によってはマーシャ)がもらったくるみ割り人形と一緒に、お菓子の国へ旅をする物語です。金平糖の精は、そのお菓子の国を治める女王のような存在で、この曲は彼女が踊る場面の音楽です。組曲は、バレエの初演より9か月ほど早く演奏会で発表され、終わり方がバレエとは少し変えてあります。

主役の楽器「チェレスタ」とは

チェレスタは、見た目は小さなアップライトピアノのような鍵盤楽器です。鍵盤を押すと、中のハンマーが金属の板をたたき、鉄琴(グロッケンシュピール)をやわらかくしたような音が鳴ります。名前は、フランス語で「天上の」という意味の言葉から付きました。1886年にパリのオーギュスト・ミュステルが発明した、当時はまだ新しい楽器でした。チャイコフスキーはこの音を気に入り、1891年に出版社へ送った手紙で、自分の作品で使う前に、ほかの人にこの楽器の音を聞かせないでほしいと頼んでいます。振付を考えたマリウス・プティパからは、この踊りに「噴水から飛び散る水しぶきのような音楽」を求められていました。

聴きどころ

  • 始まり:弦楽器がそっと短い音を刻み、その上にチェレスタが入ってきます。この最初の数秒で、曲の不思議な雰囲気が決まります。
  • チェレスタの旋律:高く澄んだ音が、少し下がっては戻る旋律をくり返します。その合間に、低い木管楽器(バス・クラリネット)が下へ下りていく音を入れ、高い音と低い音のかけ合いになっています。
  • 終わり:チェレスタが細かい音で一気に駆け上がるような部分を見せたあと、短くあっさりと曲を閉じます。2分足らずの、とても短い曲です。

BGMとしての使い方

  • クリスマスの動画:物語の舞台がクリスマス・イブで、この曲もクリスマスの時期によく流れるため、ツリーの飾り付けやプレゼント、冬のお菓子作りの動画などに合います。
  • 子ども向けの動画・絵本の読み聞かせ:可愛らしく不思議な響きが、おとぎ話の雰囲気を作ります。
  • お菓子やスイーツの紹介:曲名の通り、甘いものの映像とよくなじみます。
  • 使い方のコツ・向かない使い方:短調の曲なので、明るく元気いっぱいというより、少しミステリアスな雰囲気になります。にぎやかなパーティーの場面には、同じ組曲の「花のワルツ」の方が向いています。また2分足らずと短いので、長い動画ではくり返して使ってください。

この録音について

指揮は、オーストリアのザルツブルク生まれのヘルベルト・フォン・カラヤン(1908〜1989年)です。のちに30年以上ベルリン・フィルの首席指揮者をつとめ、20世紀を代表する指揮者として知られています。オーケストラは、1945年にロンドンで作られたフィルハーモニア管弦楽団で、カラヤンは1940年代後半から1950年代にかけて、このオーケストラと多くのレコードを録音しました。この演奏は1952年7月31日と12月1日の2日に分けて録音された、モノラル(1本のスピーカーで鳴らす方式)の音源です。70年以上前の録音なので、今の録音に比べると音の広がりは控えめで、小さな雑音もあります。