名演奏のクラシックBGM

ハレルヤ・コーラス(吹奏楽版・合唱なし)

Messiah, HWV 56 – Hallelujah (arranged for band by F. Godfrey) / ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

3:17 / MP3 256kbps / 6.0MB

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BGM:ヘンデル「ハレルヤ・コーラス(吹奏楽版・合唱なし)」/演奏:アーサー・プライヤー楽団(指揮:アーサー・プライヤー)(1908年録音)

録音と音のデータ

0:003:17
音量の変化(点線がいちばん盛り上がる所)
演奏アーサー・プライヤー楽団(指揮:アーサー・プライヤー)
録音1908年録音
音質モノラル/MP3 256kbps
いちばん盛り上がる所1:00 あたり
動画用の切り出し(盛り上がり重視)15秒:0:49〜1:04 / 30秒:2:44〜3:14 / 60秒:2:10〜3:10
声を重ねやすい静かな30秒0:00〜0:30
冒頭・末尾の無音冒頭 0秒 / 末尾 0秒
音量の波(大小の差)5.7dB(大きいほど、静かな所と盛り上がる所の差が大きい)

演奏者・録音年は音源ファイルに記録された情報です。音のデータは、この音源を実際に測った値です(測り方)。

オラトリオ《メサイア》より「ハレルヤ・コーラス」は、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが1741年に作曲した曲です。「ハレルヤ!」と何度も高らかにくり返す、喜びにあふれた合唱曲として知られています。ここで配布しているのは、合唱の入らない吹奏楽版です。歌声は入っていません。アーサー・プライヤー楽団が1908年に録音した演奏(3分17秒)を無料でダウンロードできます。110年以上前の、マイクを使わない方式で録音された音源なので、「パチパチ」「サーッ」という雑音が多く、音も細めです(詳しくは下の「この録音について」)。なお、合唱入りの録音は、当サイトの基準で権利を確認できるものが見つからなかったため、配っていません。

楽曲情報

オラトリオ《メサイア》HWV 56 より「ハレルヤ・コーラス」(Hallelujah Chorus from Messiah, HWV 56)

項目内容
作曲者ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(George Frideric Handel)(1685〜1759年)
作曲年1741年(《メサイア》全体を、8月22日から9月14日までの24日間で書き上げました)
初演1742年4月13日、アイルランドのダブリン
原題Messiah, HWV 56 – Hallelujah
収録作品オラトリオ《メサイア》(全3部のうち、第2部の最後の曲)
もとの歌詞英語。新約聖書「ヨハネの黙示録」の言葉(19章6節・11章15節・19章16節)。台本はチャールズ・ジェネンズがまとめました
もとの編成4つの声部の合唱、トランペット2、ティンパニ、オーボエ2、弦楽器、通奏低音
この録音の編成吹奏楽(合唱なし)。吹奏楽への編曲:F.ゴドフリー(F. Godfrey)
もとの調ニ長調
この録音の長さ3分17秒
雰囲気壮大・晴れやか・お祝い

オラトリオとは、聖書などの物語を、合唱・独唱・オーケストラで演奏する大きな曲のことです。オペラと違って、衣装や演技はありません。《メサイア》は、イエス・キリストの誕生から受難、復活までを、聖書の言葉でたどる作品です。「ハレルヤ」は、ヘブライ語で「神をたたえよ」という意味の言葉です。

《メサイア》は1742年にダブリンで初めて演奏され、翌1743年にはロンドンでも演奏されました。このロンドンでの演奏のとき、国王ジョージ2世が「ハレルヤ・コーラス」に感動して立ち上がり、観客もそれにならった、という有名な言い伝えがあります。ただし、国王がその場にいたことを示す確かな記録はなく、事実かどうかは分かっていません。聴衆が立ち上がる習慣についての最も古い記録は、1756年の手紙だとされています。それでも、この曲で聴衆が立ち上がる習慣は、今も一部の演奏会で見られます。

もともとはキリストの復活などをたたえる内容で、初演も4月でした。今では、クリスマスの時期にもよく演奏されます。

聴きどころ

ここでは、もとの合唱版の流れを紹介します。この録音は吹奏楽用に書き直した演奏なので、歌声はなく、歌の部分は管楽器が受け持ちます。曲の長さや細かい部分が、もとの合唱版と違う場合があります(当サイトでは楽譜との照合はしていません)。実際の音で確かめてから使ってください。

  • 始まり:短い前奏のあと、全員がそろったリズムで「ハレルヤ!」と力強く呼びかけます。この曲で一番よく知られた部分です。
  • 中ほど:賛美歌のような落ち着いた和音の部分や、同じ旋律を少しずつずらして追いかけ合う部分(フーガ)が次々に現れます。その合間にも「ハレルヤ」の呼びかけが何度も戻ってきます。
  • 終盤:「King of Kings(王の王)」という言葉が、音の高さを一段ずつ上げながらくり返され、曲の一番の山場を迎えます。最後は一度音が止まり、ゆっくりとした「ハレルヤ」で堂々と曲を閉じます。

吹奏楽版であることについて

吹奏楽とは、トランペットやトロンボーン、クラリネットなどの管楽器と、打楽器による楽団の演奏のことです。合唱やオーケストラの曲を吹奏楽で演奏するときは、歌や弦楽器が受け持っていた旋律を管楽器に置きかえるなど、楽譜を書き直します(これを編曲といいます)。この録音も、F.ゴドフリーが吹奏楽用に書き直した楽譜で演奏されています。合唱の「ハレルヤ!」という歌声をお探しの方は、イメージと違います。ダウンロードの前に、一度試聴してみてください。その代わり、歌詞が入らないので、言葉が邪魔にならないBGMとして使えます。

BGMとしての使い方

  • クリスマス・年末年始の動画:クリスマスの時期によく演奏される曲なので、季節の雰囲気を出せます。
  • お祝い・表彰・発表の場面:晴れやかで堂々とした曲なので、記念日や結婚式の動画、表彰や結果発表の場面を盛り上げます。ただしこの音源は雑音が多く、音も細めです。式場やイベントなど、きれいな音で流したい場面で使う場合は、事前に一度通して聴いてから決めてください。
  • 昔の映像・時代を感じさせる場面:110年以上前の音の古さが、白黒の写真や昔の映像によく合います。
  • 向かない使い方:雑音がはっきり聞こえ、曲も力強いので、お店の店内や勉強の間に流し続けるBGMには向きません。また、歌声の「ハレルヤ!」に合わせたい動画には使えません。

この録音について

指揮は、アメリカの楽団指揮者・トロンボーン奏者のアーサー・プライヤー(1942年没)です。若いころはスーザ楽団(「星条旗よ永遠なれ」で知られるスーザが率いた吹奏楽団)のトロンボーン独奏者として活躍し、副指揮者もつとめました。1903年に自分の楽団「アーサー・プライヤー楽団」を始め、のちにVictor(アメリカのレコード会社)の専属の指揮者・編曲者になりました。作曲家としては、口笛と犬の鳴き声が出てくる「口笛吹きと犬」の作者として知られています。

この演奏は、Victorのために1908年に録音されました。吹奏楽への編曲者は「F. Godfrey(F.ゴドフリー)」と記録されていますが、どの人物なのかは特定できていません。音源は、米国議会図書館(Library of Congress)が「National Jukebox」で公開している、Victorのレコードをデジタル化した音源です(当サイトでは加工していません)。音源の入手元:Library of Congress, National Jukebox(2026年10月確認)。

1908年は、マイクを使った「電気録音」が始まるより前の時代です。演奏者は大きなラッパのような集音器に向かって演奏し、その音の振動で、原盤に直接溝を刻んでいました。そのため、「パチパチ」という針の音や「サーッ」という雑音が多く、低い音や高い音が出にくい、細めの音になっています。今の録音のようなクリアな音ではありません。音の古さも含めて、一度聴いてから使ってみてください。