トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565(Toccata and Fugue in D minor, BWV 565):ヨハン・セバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)

トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565(Toccata and Fugue in D minor, BWV 565)は、ドイツの作曲家ヨハン・セバスティアン・バッハによる最も有名なオルガン曲のひとつで、荘厳かつ劇的な響きで広く親しまれています。

楽曲情報

トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565(Toccata and Fugue in D minor, BWV 565)

項目内容
作曲者ヨハン・セバスティアン・バッハ(J.S. Bach)
ジャンルオルガン独奏曲
構成トッカータ(序奏) → フーガ(主題展開) → コーダ(終結)
特徴劇的な冒頭の和音、壮大なオルガンの響き、ホラー映画やゲームでもおなじみ
演奏時間約7〜9分(テンポにより)
備考真作かどうかは議論があるが、最も有名なバッハ作品の一つ

映画・アニメでの使用例

  • 『ファンタジア』(1940年/ディズニー)
    レオポルド・ストコフスキー&フィラデルフィア管弦楽団による管弦楽版が、オープニングに採用されています。幻想的な光と影に合わせた映像で、視聴者の印象に強烈に残ります。
  • ホラー映画の定番BGMとして
    『ドクター・ジキルとハイド』(1931年)や『黒猫』(1934年)など、サイレント映画時代から怪奇・恐怖を表現する音楽として定番化しました。

CM・ラジオ・パロディでの使用例

  • FMラジオ CM(エフエム東京「バッハ篇」/耳の日啓発)
    「バッハです」と始まり”チャラリ~”効果音を交え、「猫用缶詰」のボケに使われるなど、ユーモア演出にも活用されています。
  • ジャズ・アレンジ版の登場
    ジャック・ルーシェがジャズ風にアレンジし、FM局のCMで使われたと報じられています。

その他の使用例

皆さんもどこかで聞いたことがある「ティラリ〜♪花から牛乳〜♪」の音楽として広く知られています。

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