時の踊り(Danza delle Ore) は、イタリアの作曲家アミルカーレ・ポンキエッリによるオペラ『ラ・ジョコンダ』第3幕のバレエ音楽として書かれた作品で、夜明けから夜へと移りゆく一日の時間の流れをバレエで表現しています。ディズニー映画『ファンタジア』(1940年)の一場面にも使用され、幅広い世代に親しまれている名曲です。
楽曲情報
時の踊り(Danza delle Ore from La Gioconda)
項目 | 内容 |
---|---|
作曲者 | アミルカーレ・ポンキエッリ(Amilcare Ponchielli) |
出典 | オペラ『ラ・ジョコンダ』第3幕バレエ音楽 |
形式 | バレエ音楽 |
調性 | ホ長調(原調、楽章により変化) |
特徴 | 一日の時間の流れを象徴した4部構成、グロッケンシュピールで“時”を表現 |
演奏時間 | 約7〜8分(演奏形式により変動) |
映画での使用例
- ディズニー映画『ファンタジア』(1940年)での使用
象徴的な動物たちのダンスシーンに「時の踊り」が採用され、日本でもこの作品を通じて広く知られるようになりました。日本語記事や演奏案内にもその旨が明記されています。
編曲・アレンジ版の活用
- 吹奏楽編曲:フォスターミュージック等が出版しており、コンサートや吹奏楽コンクールの定番曲として人気です。
- 室内楽・オーケストラ収録:YouTubeなどでは徳岡直樹指揮演奏等、多くの演奏映像が視聴可能です。